炎、揺らめく時〜If the world〜
「あっ、今日早めのミーティングがあるんだった。もう行かなきゃ」
優しい三人から逃げるように僕は玄関へと向かう。靴を履いて外に出ようとすると、「ちょっと待って」と白が僕を呼び止めた。
「白?どうしたの?」
僕が振り返ると、白がビニール袋を渡してきた。中を見ると、手作りおにぎりが三個入っている。
「何も食べないのは体に悪いから、暇があったら食べて」
「あ、ありがとう。行ってきます」
ドアを開け、車へと向かう。いつもよりかなり早い時間に出ちゃった。どこかで時間を潰さなきゃ。そう思いながら駐車場に向かうと、目の前から制服を着た高校生が歩いて来るのに気付いた。黄色のグラデーションのかかった銀髪に、黄色の瞳の男の子だ。
(あれ?あの子、どこかで……?)
ズキンとまた頭が痛くなる。痛みと共に、また誰かの記憶みたいなものが流れ出した。
『まずは、そこからか……お主らは、四神としての記憶を前世の記憶として捉えておるようだが、実際は違う。今も、お主らは"四神の国フォルスティア”に住む四神だ』
優しい三人から逃げるように僕は玄関へと向かう。靴を履いて外に出ようとすると、「ちょっと待って」と白が僕を呼び止めた。
「白?どうしたの?」
僕が振り返ると、白がビニール袋を渡してきた。中を見ると、手作りおにぎりが三個入っている。
「何も食べないのは体に悪いから、暇があったら食べて」
「あ、ありがとう。行ってきます」
ドアを開け、車へと向かう。いつもよりかなり早い時間に出ちゃった。どこかで時間を潰さなきゃ。そう思いながら駐車場に向かうと、目の前から制服を着た高校生が歩いて来るのに気付いた。黄色のグラデーションのかかった銀髪に、黄色の瞳の男の子だ。
(あれ?あの子、どこかで……?)
ズキンとまた頭が痛くなる。痛みと共に、また誰かの記憶みたいなものが流れ出した。
『まずは、そこからか……お主らは、四神としての記憶を前世の記憶として捉えておるようだが、実際は違う。今も、お主らは"四神の国フォルスティア”に住む四神だ』