エリート学園の最上級王子は、地味な私を離さない。
鳳城カイル。
意地悪で、強引で、よくわからない人。

でもきっと。
この学園でいちばん、私のことをちゃんと見てくれている人。

そう思った瞬間、また胸が苦しくなる。

そして私はまだ知らない。
この日から、鳳城くんの隣にいる私をよく思わない人が、もっと増えていくことを。
それでも彼が、もう二度と私をひとりにはしないと決めていたことを。
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