目立たない総務の私ですが、ハイスペック副社長がジレ甘です
「はい、副社長」

​真由は深く頷くと、受話器を取り直し、シンガポールの現地法人へとダイヤルした。

​東京、ロンドン、ドバイ、シンガポール――24時間眠らないグローバル金融の荒波の中。

ただの「守られる存在」だった真由は、鷹司の背中を支える孤高のアナリストとして、世界を相手にした反撃の第1歩を踏み出した。
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