君と僕との最後の一週間


でもやっぱりごめんね、海兎。
僕は君を置いていってしまうから。











ごめんなさい、ごめんなさい。ごめんね…ごめん……











でも、ありがとう。ありがとう、海兎。













「さぁ、泣きやんで?俺も雪流に感謝してるよ。おれを愛してくれて…ありがとう。


俺は雪流だけを、愛してるよ。
この先ずっと…。」

「僕も海兎だけを、愛しています。ずっと……ありがとう。海兎。」

僕と海兎は最高の笑顔をしていた。海兎が僕の頬に残る涙の跡を、そっと優しく拭ってくれた。

そして抱き締め合って、キスをいっぱいした。













でも













もっと



















海兎と
























一緒にいたい………























離れたくないょ……………





















海兎~~………。


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