最後の謎は君だった
「でも、それだけじゃない」

 零が鞄から一枚の紙を取り出した。

 昨日の答案と同じものだった。

「これ……」

「昨日の答案のコピー」

「どうして?」

「先生に頼んだ」

 さらっと言う。

「それで、気になるところがあった」

 零は答案の端を指差した。

「ここ」

 そこには、小さな黒い汚れがついていた。

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