最後の謎は君だった
「……インク?」

「たぶん」

「それが何か?」

「この答案だけについてる」

「……」

「だから、昨日の職員室を調べてみた」

「え?」

 思わず声が大きくなる。

 零が人差し指を口元に当てる。

「静かに」

「あ、ご、ごめん……」

「職員室の机の上には、青いインクのボールペンが何本かあった」

「じゃあ、それで……」

「違う」

 即答だった。

「職員室にあるペンのインクとは色が違う」

 私は答案を見る。

 
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