最後の謎は君だった
 私たちはカウンターへ向かった。

 図書室の先生に事情を話して、昨日の記録を見せてもらう。

 名前がいくつも並んでいる。

 その中に――

「……これ」

 零が指を止めた。

 私の名前の一つ上。

 そこには、

『月城零』

 と書かれていた。

「……え?」

 私は思わず零を見る。

「昨日、ここに来てたの?」

「うん」

「でも……」

 私は首を傾げる。

「私、月城くんを見てないよ」

「俺も、浅井さんを見てない」

「……?」

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