最後の謎は君だった
 零は記録を眺めたまま、少し考える。

「時間は?」

 先生が答える。

「月城くんが十二時二十八分。浅井さんが十二時三十七分」

「九分差……」

「うん」

「でも、俺はそのあとすぐ教室に戻った」

「じゃあ、私が来たときにはもう……」

 そこまで言って、私は気づいた。

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