最後の謎は君だった
――どうして?

 ――なんで私の机に?

 ――誰が入れたの?

 考えれば考えるほど、何も言えなくなった。

 そのとき。

「先生」

 静かな声がした。

 職員室の入口に、一人の男子が立っていた。

 黒髪。

 少し長めの前髪。

 感情の読みにくい、冷たい目。

 制服をきちんと着ているのに、どこか周囲から浮いている。

「月城……?」

 先生が名前を呼ぶ。

 
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