最後の謎は君だった
 零は立ち上がった。

「じゃあ、次は中だね」

「でも鍵がないよ?」

「大丈夫」

「どうするの?」

 零はポケットから、小さなメモを取り出した。

「これ」

 そこには、昨日の紙と同じ青いインクで、

『鍵は図書室にある。』

と書かれていた。

「……え?」

「いつの間にか、俺の机の中に入ってた」

「いつ?」

「今朝」

< 61 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop