恋は買収できません!~厄介な幼馴染CEOの強引すぎる溺愛~
②
「あの……蒼真」
歩み寄ろうと口を開きかけた時、蒼真が言い放った。
「お前は昔から男を見る目がないからな。放っておくと不良債権ばかり掴む」
(なっ……)
「さすがにそれは、私にも彼にも失礼でしょ!」
「客観的に見て、俺を選ぶのが合理的だぞ」
「話を聞け~~!」
ツッコミを入れようと振り上げた手を掴まれる。
「プレゼントに欲しいものはあるか? なんだって用意してやる」
「欲しいものは自由だよ。私のことは放っておいて!」
「それは出来ない」
蒼真は身を乗り出し、こっちに顔を近付けてくる。
「何度言えばわかるんだ。俺にふさわしい女はお前しかいない。そして、お前にふさわしい男も俺しかいない」
そして目の前で、私の指先にキスを落とした。
「無駄な抵抗はやめて、さっさと俺に決めろ」
昔から変わらない、自信たっぷりの瞳が私を見つめている。
(一瞬でも見直した私が馬鹿だった。こいつ、結局自分のことしか考えてない!)
「もう酔わなきゃやってられないんだけど!」
掴まれた手を振り払い、グラスのワインを一気に飲み干した。
「いい飲みっぷりだ。惚れ惚れする」
(そこは、少しくらい引きなさいよ……)
その後、私はやけになって料理を食べ、ワインをあおった。腹立たしいことに、どれもすごくおいしかった。
歩み寄ろうと口を開きかけた時、蒼真が言い放った。
「お前は昔から男を見る目がないからな。放っておくと不良債権ばかり掴む」
(なっ……)
「さすがにそれは、私にも彼にも失礼でしょ!」
「客観的に見て、俺を選ぶのが合理的だぞ」
「話を聞け~~!」
ツッコミを入れようと振り上げた手を掴まれる。
「プレゼントに欲しいものはあるか? なんだって用意してやる」
「欲しいものは自由だよ。私のことは放っておいて!」
「それは出来ない」
蒼真は身を乗り出し、こっちに顔を近付けてくる。
「何度言えばわかるんだ。俺にふさわしい女はお前しかいない。そして、お前にふさわしい男も俺しかいない」
そして目の前で、私の指先にキスを落とした。
「無駄な抵抗はやめて、さっさと俺に決めろ」
昔から変わらない、自信たっぷりの瞳が私を見つめている。
(一瞬でも見直した私が馬鹿だった。こいつ、結局自分のことしか考えてない!)
「もう酔わなきゃやってられないんだけど!」
掴まれた手を振り払い、グラスのワインを一気に飲み干した。
「いい飲みっぷりだ。惚れ惚れする」
(そこは、少しくらい引きなさいよ……)
その後、私はやけになって料理を食べ、ワインをあおった。腹立たしいことに、どれもすごくおいしかった。