最強ヴァンパイアに溺愛されています!
その言葉を聞いた瞬間、胸の中で何かがほどけた。

やっぱり。
嬉しい。
どうしようもないくらい嬉しい。

「……美月」

返事がないことを不安に思ったのか、ルカの声が少しだけ低くなる。

「嫌なら、ちゃんと――」

「嫌じゃない」

思わず、ルカの言葉をさえぎっていた。

ルカが目を見開く。
美月の頬は、自分でも分かるくらい熱かった。

「嫌じゃないの」

もう一度、ちゃんと言う。
震えそうになる声を必死で押さえながら。

「私も、ルカくんが好き」

言ってしまった瞬間、恥ずかしさが一気に押し寄せる。
でも、もう止められなかった。

「最初はすごくびっくりしたし、どきどきしてばっかりだったけど」

少しずつ、気持ちを言葉にしていく。

「一緒にいると安心するし、会えないと寂しいし、ほかの人と話してると気になっちゃうし」

胸の奥にあった想いが、次々こぼれていく。

「だから……私も好き」

言い終えた瞬間、ルカが何も言わなくなった。

え。
と不安になって顔を上げると、ルカは片手で口元を押さえていた。

「ルカくん……?」

「今すぐ抱きしめたい」

真顔で言われて、心臓が跳ねる。

「でも我慢してる」

「えっ」

「お前が可愛すぎて限界だから」

そんなの反則だ。
美月が真っ赤になると、ルカは小さく息をついて、ようやく少しだけ力を抜いた。
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