純愛オーバーフロー
ひなのは、その様子を見ていた


「桃花ちゃん……?」


「……ごめん」


小さな声


ひなのには聞き取れなかった


そのとき――


ガラッ!


突然、教室の扉が開いた


「……何してんの?」


低い声が響く


3人が振り返る


そこに立っていたのは――


「瀬戸……陽稀?」


瀬戸陽稀(せとようき)だった。


その後ろには、藤井奏(ふじいそう)。
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