極上チャイナマフィアは、健気なカフェ店主を逃がさない
六章
お祭りの三日後。
実行委員長として、束になった清算処理を片付け続けた。
金さんにただ、売り上げを報告するのではなく、私達なりの商店街再生計画案、意見、希望をまとめた陳述書を作った。
中にはお祭りを楽しんでくれた、来場者の写真も添えた。
これで金さんも分かってくれるはず。
きっと商店街存続を前向きに検討してくれると思った。
しかし──そんな私の思いは見事に裏切られた。
金さんはお祭りの売り上げを見て『これぐらいなら、新しいお店を作った方が、もっと効率よく稼げる』と、冷たく言い放ったのだ。
しかも周りにいた金さんのスタッフと言う、人達はまるで不良みたいな高圧的な態度でニヤニヤと笑っていた。
その言葉と態度に愕然とした。
悲しくも辛くもなったがそんなの、私達だって予測はしていた!
だから、再生計画案としてこれからクラウドファンディングの実施。
動画配信。SNS発信の見直し。絶対に折れないということを金さんに伝えた。
土地の開発を進めたいなら進めたらいい。だけども私達は市と行政にも訴えていくと宣言した。
それは私にとっては、口から心臓が出るぐらい緊張した出来事だった。
しかし、浪川さんを始め、商店街の人々がほぼ私達の味方になってくれた。
金さんがどれほど私を睨んで来ても、怖がることなんかないと、震えそうになる足をなんとか踏ん張った。
きっと、これから大変だろう。
それでも私はお店を立ち退きたくない。
私は私の城を守りたい。
それが経営者というもの。
覚悟して戦って行こうと思った、その二日後。
それは起こった──。
実行委員長として、束になった清算処理を片付け続けた。
金さんにただ、売り上げを報告するのではなく、私達なりの商店街再生計画案、意見、希望をまとめた陳述書を作った。
中にはお祭りを楽しんでくれた、来場者の写真も添えた。
これで金さんも分かってくれるはず。
きっと商店街存続を前向きに検討してくれると思った。
しかし──そんな私の思いは見事に裏切られた。
金さんはお祭りの売り上げを見て『これぐらいなら、新しいお店を作った方が、もっと効率よく稼げる』と、冷たく言い放ったのだ。
しかも周りにいた金さんのスタッフと言う、人達はまるで不良みたいな高圧的な態度でニヤニヤと笑っていた。
その言葉と態度に愕然とした。
悲しくも辛くもなったがそんなの、私達だって予測はしていた!
だから、再生計画案としてこれからクラウドファンディングの実施。
動画配信。SNS発信の見直し。絶対に折れないということを金さんに伝えた。
土地の開発を進めたいなら進めたらいい。だけども私達は市と行政にも訴えていくと宣言した。
それは私にとっては、口から心臓が出るぐらい緊張した出来事だった。
しかし、浪川さんを始め、商店街の人々がほぼ私達の味方になってくれた。
金さんがどれほど私を睨んで来ても、怖がることなんかないと、震えそうになる足をなんとか踏ん張った。
きっと、これから大変だろう。
それでも私はお店を立ち退きたくない。
私は私の城を守りたい。
それが経営者というもの。
覚悟して戦って行こうと思った、その二日後。
それは起こった──。