あなたが私を忘れても、わたしはあなたを忘れない。
翌朝。
私は、湊から届いたメッセージで目を覚ました。
【美月、おはよう】
【今日も頑張ろうね】
私は笑って返信した。
【おはよう! 湊もね】
何も変わらない朝。
湊は、今日も私のことを好きだと言ってくれる。
颯は、私を泣かせたくないと言ってくれた。
莉奈は、湊を失いたくないと願っている。
みんな、自分なりに誰かを大切に思っている。
だからこそ。
誰かの幸せを願うたびに、誰かが傷ついてしまう。
そんな恋愛が、これからどうなっていくのか。
私はまだ、知らなかった。