恋の模範解答を教えて~年下君の甘い執着に落とされまして~【完結】
応接室へ案内する直前、紗枝さんが和香のそばへ寄ってきて、そっと優しく耳打ちをしてくれた。
「ごめんなさいね、和香さん。本当はお断りして帰そうかと思ったのだけれど……来月の帆高の誕生日プレゼントを届けに来てくれたらしくてね。でも、本当に心配しないでね?あの子と帆高の間には何一つ特別なことはないから」
「あ…ありがとうございます、お義母さん」
来月が帆高の誕生日だということは、もちろん知っている。
けれど、わざわざ実家にまで誕生日プレゼントを直接届けに来る間柄なのだと思うと、どうしても胸の中に小さなモヤモヤとした複雑な感情が広がってしまうのを抑えられなかった。
「お邪魔しています。あ……帆高くん! お久しぶりです!」
応接間に入ると、すでに案内されていた菜子がソファーから立ち上がったところだった。
淡いピンクのフェミニンなワンピースに、ふんわりとゆるいウェーブがかかった明るい栗色の髪。
首元で上品に輝く華奢なネックレス、長い睫毛に引き立てられた大きな瞳、そして透き通るような白い肌にぷっくりと可愛らしいピンクの唇…―。
「ごめんなさいね、和香さん。本当はお断りして帰そうかと思ったのだけれど……来月の帆高の誕生日プレゼントを届けに来てくれたらしくてね。でも、本当に心配しないでね?あの子と帆高の間には何一つ特別なことはないから」
「あ…ありがとうございます、お義母さん」
来月が帆高の誕生日だということは、もちろん知っている。
けれど、わざわざ実家にまで誕生日プレゼントを直接届けに来る間柄なのだと思うと、どうしても胸の中に小さなモヤモヤとした複雑な感情が広がってしまうのを抑えられなかった。
「お邪魔しています。あ……帆高くん! お久しぶりです!」
応接間に入ると、すでに案内されていた菜子がソファーから立ち上がったところだった。
淡いピンクのフェミニンなワンピースに、ふんわりとゆるいウェーブがかかった明るい栗色の髪。
首元で上品に輝く華奢なネックレス、長い睫毛に引き立てられた大きな瞳、そして透き通るような白い肌にぷっくりと可愛らしいピンクの唇…―。