君を救うためのループが、私を殺すルールだった
プロローグ
-プロローグ-
部活が終わった夕方の帰り道。
空は、まるで燃えているみたいにめっちゃ綺麗なオレンジ色に染まっていた。
私、有芽生(あるめ いく)は、隣を歩いている大好きな彼氏の朝野守(あさの まもる)の、制服のブレザーの袖をきゅっと引っ張ってみた。
「ねえ守くん。明日の土曜日のデート、どこ行く?」
守はちょっと照れくさそうに頭をかきながら、私の歩くゆっくりなスピードにさりげなく合わせて歩いてくれた。
守は、学年でもトップクラスに優しくてかっこいいから女子にめっちゃモテる。だけど、私の前だけで見せてくれるこのクシャッとした
優しい笑顔が、私は世界で一番大好きだった。
「んー、生の行きたいところでいいよ。駅前に新しくできたカフェでも行く?」
「行く行く! あそこのいちごのパンケーキ、SNSで見てずっと食べたかったんだよね! 守くんにも一口あげるからね」
「はは、じゃあ俺はコーヒーにしよ。いくの甘いのをもらうから」
そんな何気ない会話だけで、私の心臓はうるさいくらいバクバクして、今にも破裂しそうになる。
部活が終わった夕方の帰り道。
空は、まるで燃えているみたいにめっちゃ綺麗なオレンジ色に染まっていた。
私、有芽生(あるめ いく)は、隣を歩いている大好きな彼氏の朝野守(あさの まもる)の、制服のブレザーの袖をきゅっと引っ張ってみた。
「ねえ守くん。明日の土曜日のデート、どこ行く?」
守はちょっと照れくさそうに頭をかきながら、私の歩くゆっくりなスピードにさりげなく合わせて歩いてくれた。
守は、学年でもトップクラスに優しくてかっこいいから女子にめっちゃモテる。だけど、私の前だけで見せてくれるこのクシャッとした
優しい笑顔が、私は世界で一番大好きだった。
「んー、生の行きたいところでいいよ。駅前に新しくできたカフェでも行く?」
「行く行く! あそこのいちごのパンケーキ、SNSで見てずっと食べたかったんだよね! 守くんにも一口あげるからね」
「はは、じゃあ俺はコーヒーにしよ。いくの甘いのをもらうから」
そんな何気ない会話だけで、私の心臓はうるさいくらいバクバクして、今にも破裂しそうになる。
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