先生は…❤
次はようやく私達の番
「何を作りますか?」
私達が並んでいたバルーンパフォーマーのお姉さんは、キレイな人だった
キレイなだけでなく手先も器用なんてすごい
下準備を終えて先生を見ると突然動きをとめた
「あ!ちょっとお待ち下さいね」と
キュキュキュッと風船をひねりだす
ピンク2本と緑色1本の細長い風船を使い始めた。
何ができるのか楽しみ
あっという間に
バルーンパフォーマーのお姉さんの手によって
ピンク色の花が作られていた
その花の名は薔薇
「お兄さんの為に心を込めて作りました。貰って下さい。」
頬を染めて両手で先生に渡す
先生は困り顔
でも先生の為に作りましたって言われたから
貰わないとね。
いいなぁ
私は何、作って貰おうかなって思っていたら
「妹さん、ごめんね。おひと家族、おひとグループに1つしか作らないの。今、お兄さんに作っちゃったから」
「え…」
「お兄さん。私、この後帰るだけなんです。片付け後に会いませんか?明日でもいいです」
先生だけに聞こえるよう小さな声でささやいた
残念ながら、近くにいた私には聞こえてしまったけど。
「ラインIDとか教えて下さいよ。」
え!?まさかのナンパ?
驚いた私は先生を見た
先生は見たことのないような冷たい目でお姉さんを睨み付けていた
「それならこの花はいりません。」
きっぱり言うと、先生はバルーンパフォーマーのお姉さんにたった今できた風船の薔薇の花をつっかえした。
「この子は妹じゃなく、俺の大切な人なんです。失礼。」
「え?えぇ!」
パニックになってるバルーンパフォーマーのお姉さんを置いて
先生は私の腰に手を添えると直ぐ様、列を離れた
列を離れると、先生は早足で先を歩き始めた
そうなると、背の高さ、足の長さが負けてる私は追いつけない
「速いよ。待って。」
歩みがピタリと止まって、こっちに振り返ると
申し訳なさそうな顔で私をみつめる
「ごめんな。嫌な思いさせて。」
項垂れる先生。
先生は悪くないのに謝ってくる
「先生は悪くないよ。」
これは本心
先生は悪くない
仕事中なのにナンパしてきたお姉さんが悪い
勝手に勘違いしてきたお姉さんが悪い
「でも、勿体なかったね。薔薇の花。」
私は先生が気にしないように強がって笑ってみせた
「花梨には本物をあげる。」
「じゃあ、5本!…とか」
「花梨が望むなら何十本、何百本でも。」
5本でも多いかなって思って言ったのに何十本、何百本だとわ。薔薇の花まさかの大人買い?
先生はとことん私に甘い
「先生ったら。」
薔薇の花そんなにいらないけど、本気で買いそう
「じゃあ、今度こそケーキを食べに行こうか」
「うん」
「お手をどうぞ。お姫様。」
少しおどけて、手を差し出してきた
そんな先生の手をとろうと、手を伸ばした時
声が聞こえてきた。
「何を作りますか?」
私達が並んでいたバルーンパフォーマーのお姉さんは、キレイな人だった
キレイなだけでなく手先も器用なんてすごい
下準備を終えて先生を見ると突然動きをとめた
「あ!ちょっとお待ち下さいね」と
キュキュキュッと風船をひねりだす
ピンク2本と緑色1本の細長い風船を使い始めた。
何ができるのか楽しみ
あっという間に
バルーンパフォーマーのお姉さんの手によって
ピンク色の花が作られていた
その花の名は薔薇
「お兄さんの為に心を込めて作りました。貰って下さい。」
頬を染めて両手で先生に渡す
先生は困り顔
でも先生の為に作りましたって言われたから
貰わないとね。
いいなぁ
私は何、作って貰おうかなって思っていたら
「妹さん、ごめんね。おひと家族、おひとグループに1つしか作らないの。今、お兄さんに作っちゃったから」
「え…」
「お兄さん。私、この後帰るだけなんです。片付け後に会いませんか?明日でもいいです」
先生だけに聞こえるよう小さな声でささやいた
残念ながら、近くにいた私には聞こえてしまったけど。
「ラインIDとか教えて下さいよ。」
え!?まさかのナンパ?
驚いた私は先生を見た
先生は見たことのないような冷たい目でお姉さんを睨み付けていた
「それならこの花はいりません。」
きっぱり言うと、先生はバルーンパフォーマーのお姉さんにたった今できた風船の薔薇の花をつっかえした。
「この子は妹じゃなく、俺の大切な人なんです。失礼。」
「え?えぇ!」
パニックになってるバルーンパフォーマーのお姉さんを置いて
先生は私の腰に手を添えると直ぐ様、列を離れた
列を離れると、先生は早足で先を歩き始めた
そうなると、背の高さ、足の長さが負けてる私は追いつけない
「速いよ。待って。」
歩みがピタリと止まって、こっちに振り返ると
申し訳なさそうな顔で私をみつめる
「ごめんな。嫌な思いさせて。」
項垂れる先生。
先生は悪くないのに謝ってくる
「先生は悪くないよ。」
これは本心
先生は悪くない
仕事中なのにナンパしてきたお姉さんが悪い
勝手に勘違いしてきたお姉さんが悪い
「でも、勿体なかったね。薔薇の花。」
私は先生が気にしないように強がって笑ってみせた
「花梨には本物をあげる。」
「じゃあ、5本!…とか」
「花梨が望むなら何十本、何百本でも。」
5本でも多いかなって思って言ったのに何十本、何百本だとわ。薔薇の花まさかの大人買い?
先生はとことん私に甘い
「先生ったら。」
薔薇の花そんなにいらないけど、本気で買いそう
「じゃあ、今度こそケーキを食べに行こうか」
「うん」
「お手をどうぞ。お姫様。」
少しおどけて、手を差し出してきた
そんな先生の手をとろうと、手を伸ばした時
声が聞こえてきた。