言葉はやがて繋ぎ、紡ぎ、 そしてひとつの恋となる。
そして放課後。

授業が終わり、放課後のチャイムが鳴り響く

各々部活へ向かう人、帰宅する人等に分かれ、賑わった廊下

その対称に教室は人が減り、静まっていた

「琴音っ!帰ろーっ!」

「うんっ!」

莉央ちゃんと共に廊下を歩いていると、目の前を歩いていた男子生徒にぶつかってしまう

「きゃっ…!」

「琴音、大丈夫っ!?」

間一髪で莉央ちゃんが受け止めてくれる

「う、うんっ…私は平気…」

「悪い。怪我は無いか?」

「えと…はい。
大丈夫…です。」

…やっぱり、顔を見れないっ…

「いこ、琴音。」

「う、うん…」

莉央ちゃんに連れられるまま、私はその場を後にした

下を向いていたせいで誰か分からなかった…

でも、莉央ちゃんのおかげで助かった。

私は人と関わるのが得意ではないから…。

この時私は気が付かなかった。

この出来事が、後々大きな悪夢を呼ぶことになると言うことを─

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