天才料理少女は、イケメン兄弟の恋心に気づかない
「えっ、違いますよ」
本当に春くんと同級生なのかな?と思うくらいに大きな人にそう言われて、否定した。
それは、ありえない。
このあいだも、病院で律くんの彼女って間違われたけど、みんな飛躍しすぎじゃない?
「違うの? だって春の待ち受けの子でしょ?」
「だから、待ち受けはだめだって言ってるのに」
誤解されたら、困るのは春くんだよね。
それなのに、春くんは友達の言葉を否定することなく、ずっとにこにこしてる。
「久保田先輩。今日この後、お時間あります?」
莉子ちゃんの声が、いつもより高い。
何を考えているかがすぐにわかった。
ちらちらと、春くんの友達の腕を見ている。
本当に春くんと同級生なのかな?と思うくらいに大きな人にそう言われて、否定した。
それは、ありえない。
このあいだも、病院で律くんの彼女って間違われたけど、みんな飛躍しすぎじゃない?
「違うの? だって春の待ち受けの子でしょ?」
「だから、待ち受けはだめだって言ってるのに」
誤解されたら、困るのは春くんだよね。
それなのに、春くんは友達の言葉を否定することなく、ずっとにこにこしてる。
「久保田先輩。今日この後、お時間あります?」
莉子ちゃんの声が、いつもより高い。
何を考えているかがすぐにわかった。
ちらちらと、春くんの友達の腕を見ている。