天才料理少女は、恋のレシピを知らない

02呼び止められた理由

そして、翌日。

また改札前にあの二人がいる。

怖い、怖い、怖い!

青葉駅には、改札は1つしかない。

私は意を決して定期を右手に持ち、通学バッグを胸の前に抱えた。

そして、一目散に改札を駆け抜ける。



「あっ」



黒い髪の子が声をあげた。でも、わき目も振らず走った。

この生活、一体いつまで続くの?
< 5 / 29 >

この作品をシェア

pagetop