甘えん坊な彼氏に私だって甘えたい


数日後、今日は放課後に生徒会の会議があった。
 


私は移動中に先生に話しかけられ、少し遅れての参加になった。



小走りで生徒会室へと駆けていく。
 

みんな集まっているだろうか。きっと私が遅れていることに苛立っているかもしれない。
 

生徒会室に着いて扉を開けようとした、そのときだった。
  

中から聞き覚えのある声が聞こえて、私は思わず手を止めた。



「——へぇ、瑠衣君ってクラスの学級委員長をやってるんだ」
 

「こんな子が学級委員長なら、みんな話を聞いて当然だよね」


「ふふっ。そんな風に言われるなんて思ってもみなかったです。僕、来年の春に生徒会に立候補する予定なんです」



——え? ちょっと待って。なんで瑠衣君が生徒会室にいるの?
 


< 31 / 55 >

この作品をシェア

pagetop