甘えん坊な彼氏に私だって甘えたい
重い沈黙を切り裂くように私が叫ぶと、目の前にある机の上を両手で思いきり強く叩いた。
私の叫び声とその音に驚いたのか、生徒会のメンバーたちが一斉に顔を上げた。
息が荒くなり、自分でも一瞬何をしたのか分からなかった。そしてごくりと唾を飲み込むと、瑠衣君に「来て」と言い、彼を無理矢理引っ張って廊下へ連れ出した。
「莉央、どうして引っ張るの!?」
私は頭の中がいっぱいで、瑠衣君の声さえも耳に入らなかった。
「莉央、聞いてる!? 無視しないで! もしかして莉央に黙って勝手に参加したことが嫌だった? 僕はただ、莉央を助けたかったんだよ」
「全然、わかってない!!」
私は大声を上げると、瑠衣君の手を振り払った。そして下を向いたまま口を開いた。