「氷の天才外科医の激甘な課題添削」 冷徹な外科部長は難攻不落の愛し君だけに甘く狂う
凛は去っていく桐生の背中を見送りながら、小さく息をついた。

​(嫉妬?  独占欲? ……副医局長ともあろうお方が。そんなもので私の心が動くとでも思っていらっしゃるのなら、大きな間違いだわ)

​凛の防壁は、一縷の隙すら見せずに強固にそびえ立っていた。
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