蓮華の太陽

マハラージャ王の法要

 釈迦牟尼は思っていた。心奥は分からない物だ。幾ら完全な神がいても、少なくとも俺を裏切るだろ。
 真実とか必ず醜いと与えられ其れなりなんだろ。
 美しいと神になり意味に欠けるんだろ。釈迦牟尼様ー。焦る様な釈迦牟尼に、みな困窮していた。

 マハラージャ王の法要

 例をして、あんたにはイドーの話をしたい。
 あんただとー?この俺釈迦牟尼に何様だと言うのか?しかも梵天王で或りトロールでもあるこの俺にー!?
 都度偉そうですね。或の神ヒマラヤが如何なったかも都度言いましょうか?
 マハラージャは黙とせず語る。イドー、或れは結構な少年でトロールでも無い男の子でしたよ。
 更に馬鹿にするか。もう引っ立てますよ?
 最大醜悪のマハラージャが至る其れだけで苛つく釈迦牟尼は、溜息を吐いて頬杖を付きじろっと相手を観ていた。小仏がもう入っていて引っ立ても確かになる頃、聴け!ざっと世界が動いた。
 ピリピリする空気、何事か。王族其の他も阿も無い。
 ー、分かりました。マハラージャ王、法要をお願いします。
 釈迦牟尼は本気になって、印を結び全てを鎮め、最大美貌のマハラージャ王に聖意を尽くし、完全なる神の目を伏せた。
 小仏もみな集まり座とした。誰もが聴く事にした。

 生命の灯火を焚くと弔いになる。焚火。人は毎日死んで苦しみの連鎖を伴う。落ちて穢されてしまうの。賽よもとずなでまた逢えても、もう二度と君と美しくはなれないの。
 苦しいよと泣き叫んだ事も有無を言わさぬチカラに溶けてくの。そして間違いが或ってまた生まれて来るの。ゼヲンは淋しげに夜半何人かで焚火をしていた。可愛い。否我権現かな。イハッ。

 少年ゼヲン、そしてイドー。古い王族の話です。神ヒマラヤの袂と言う関連が或ります。悩んで掻き消えて死ぬ、そんな馬鹿な事は無き様に死ぬ定めが或る。
 そして異民の男月鳥、女の名を赤華とします。
 関わったのは神の愛に苦しみ。絶対に苦しい世界を滅ぼしたい神もいて、人を時に壊して止みません。
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