蓮華の太陽

嘗ての神

 月鳥が壱、彼等は神になる旅をと或る宇宙星の中で執い、何と現実にこじ付け、凄まじい軋轢を喰らう事になりこの星を滅ぼす寸での所で帰還、大迷惑を被った悪害人だ。何も言えなくなされ、凍り付き、サーッと蜘蛛が引いたー。
 もう、戻れない。今や神はいなく我々が!そう、こーじげんれいしょー。もっと苦しい事。
 我々しかいない筈。私達は古より滅びを司るチカラを持っている。冷たくして、星ごと凍り漬けにして無かった事にだって出来る。負けない。
 でもさー。改心する気無いんだー。神梵天だけだよ。
 ザッ。苦しい!刺された。そして消息を絶った。宇宙船から弾き出され、みな散り散りに飛んだ。
焚火が見えた。懐かしい話だ。月鳥だけが残り、小さな派閥をまた作り、機会を伺っていた。

 神は実はいて、女で綺麗な筈だよな。みんな。
 月鳥はぼやいた。屹度赤華と言う神がいてみなを落として消す王の筈。花の精で美しい十六歳の子だ。髪は赤く、虹彩も赤く、肌はやや白い。背は低く細身で、神がかった美しさをしていた。嘗ていた神みなを凌駕して、何と想うだけでエデン建立が出来る大事な神だそうだ。
 手を取られ、振り返ると嘗ての梵天がいた。
 苦しかったか?赤華は泣いた。
 お前だけ観ていた。愛している。永遠に一緒にいよう?
 百人程先天で神がいて、実はお前は其の仲間で生じた大切な神なんだ。
 其れ以外は、消えたって良い。苦しかった。赤華は泣いた。そして、赤華はいつも全てを殺してもいい最大美貌を誇る王で、彼の権化だそうだ。朝露が滴り赤華は色を帯びて美しい。時々思い出して泣くと言われてる。
 月鳥は思い出していた。
 百人いる先天の神以上になれないのかとかは、最早言う気は無かった。だが、赤華ー、溶かせない鼓動は或るのかな?そうとだけ思っていて、殺したい人がいて、実はイドーだ。或れは醜い謀反頭で結構な物言いだな。或れは完全に赤華から離し殺すべきだ。
 其れだけが、月鳥の中に強く入り浸る恐怖となり注ぐ。今日かー。否明日か。
 凍らせてあげるー!
 雲間から注ぐ木漏れ日の様で月鳥は神にだってなれると知っている。
 嘗ていたどの神よりチカラに欠けると言うのに永遠に十六歳で、技量の或るゼヲン様に近付き盗み散らかす諸悪、死んだって例えよう物なら牛に変えてやろうかー!?
 そう、月鳥は四十歳のミタマだ。永遠に華々しい男の子イドー、そしてゼヲンも、幾ら滅ぼしたって気が済む訳なんて無いんだ。殺したいー!赤華は、時々話を聴いては、本当に苦しいと想った。

 星はとうに滅び荒み、人がいなかった。
 星は見棄てたかの様だ。過ぎ去る砂が舞い、動物がチカラを持ち機械を最大威に創り、見える光景が完全に嘘の様だ。
 花が神になり死後時空に還り、観たらもう大気が茶色かった。
 終わってしまったのだろうか。どれだけ苦しかったのだろうか。見た事が無いくらい美しい音楽が流れみな強奪をしていた。血統はとうに無くなり、蜘蛛と雲の子が梵天と化した。人がみな滅び、唯一人、ギリシャ人が大きな権現となり時々来ていた。何と、太陽エネルギーを取るから時々使っていた。

 イドーが実はいずれなるゼウスだ。そしてゼヲンが、アポロンだ。そして釈迦牟尼様が、真実の梵天だ。
 仕舞いには月鳥が実は大物だ。嘗ての花がアプロディテだ。アレスも大物だ。其の他五十人が、ゼウスの派閥でみな大きな神だ。太陽からの距離で滅びない方が良いとされる。太陽熱、光でずっと滅びないエデン建立に躍進したそうだ。神がやり直ししなかった、本当の理由ー。

 花一つ芽生えない理由。汚い機械が蠢めく理由。何と、ゼウスは七十歳だ。絶対に言ってはいけなかった。それを、今日赤華に、月鳥が聴いた。
 え、えー!わ、笑うー!高笑いする銀髪、そして美しい赤い目。赤くなる頬、美しい寒そうな肌。そして、月鳥が二十歳だったと明かされた。隠す場合がある。陰罪が神の年齢には或る。如何しようも無い事が人により或る。
 生じた際に一つでも問題が或ると相違を言い渡されているのだ。そして、先天で決まっているとされるそうだ。そして、少しでも醜い心で疑う心だと、相違するとされる。
 イドーは一番の大物で、全てを超えないといけないんだよと、赤華は言った。赤華は変わらず十六歳だ。そして、クピド神だと明かした。五十人いると明かした。
 未だ芽生える前で、芽生えたら全てを愛する神が、俺だと知っているんだよ。笑うわ!月鳥は、星空を司る神で、普段見えませんよ。えー!大笑いして、二人は端女達と焚き火を囲った。
 如何しようも無い事が何十%と或ります。だから、美しさがエデンにはあり得ないほど或るのですよ。
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