学校一の爽やか王子は、私にだけ【一途な独占欲】を隠さない。〜お揃いの指輪とヒミツの放課後〜
人混みに流されるようにして、なんとか高校の校門をくぐり抜けた私は、新入生のクラス
発表が張り出されている大きな掲示板の前へとやってきた。
掲示板の周りは、すでに自分のクラスを探す新入生たちで、お祭りの境内みたいにバチバチに混み合っている。
あちこちから「キャー! 同じクラスじゃん!」「待って、私何組!?」っていう賑やかな声が聞こえてきて、
私は圧倒されて一歩後ろに引いてしまいそうになる。
でも、どうしても確かめたい名前があった。
(一組、二組、三組……あ、あった……!)
『1年4組』のいちばん端っこのほうに、私の名前を見つける。
【星野りあ】
自分のクラスが分かってホッとしたのも束の間、私の視線は自然と、その少し上のほうにある名前を探して、掲示板の上を爆速で滑っていった。
(ひなたくんは、何組なんだろう……。やっぱり、あんなにモテるひなたくんとは、クラスも離れちゃうよね……?)
さっき桜並木ですれ違ったときの、女子に囲まれて遠い存在になってしまったひなたくんの姿が頭をよぎって、また胸の奥がキュッと切なくなる。
半分あきらめながら、自分の名前がある4組の名簿をなんとなく見上げていった、そのときだった。
――【朝陽日向】
「え……っ!?」
名簿のいちばん上のほうに、見間違えるはずのないその4文字が、くっきりと並んで印刷されていた。
心臓がドクンッ、と跳ね上がる。まさかの同じクラス。嬉しさと、さっきの切なさが一気に混ざり合って、頭の中がパニックになりそうだった。
発表が張り出されている大きな掲示板の前へとやってきた。
掲示板の周りは、すでに自分のクラスを探す新入生たちで、お祭りの境内みたいにバチバチに混み合っている。
あちこちから「キャー! 同じクラスじゃん!」「待って、私何組!?」っていう賑やかな声が聞こえてきて、
私は圧倒されて一歩後ろに引いてしまいそうになる。
でも、どうしても確かめたい名前があった。
(一組、二組、三組……あ、あった……!)
『1年4組』のいちばん端っこのほうに、私の名前を見つける。
【星野りあ】
自分のクラスが分かってホッとしたのも束の間、私の視線は自然と、その少し上のほうにある名前を探して、掲示板の上を爆速で滑っていった。
(ひなたくんは、何組なんだろう……。やっぱり、あんなにモテるひなたくんとは、クラスも離れちゃうよね……?)
さっき桜並木ですれ違ったときの、女子に囲まれて遠い存在になってしまったひなたくんの姿が頭をよぎって、また胸の奥がキュッと切なくなる。
半分あきらめながら、自分の名前がある4組の名簿をなんとなく見上げていった、そのときだった。
――【朝陽日向】
「え……っ!?」
名簿のいちばん上のほうに、見間違えるはずのないその4文字が、くっきりと並んで印刷されていた。
心臓がドクンッ、と跳ね上がる。まさかの同じクラス。嬉しさと、さっきの切なさが一気に混ざり合って、頭の中がパニックになりそうだった。