甘くて冷たい青葉くん。
夢みたいな現実に、頭がぼーっとしてしまい。
「続きはまた今度に、とっておくね。」
「………」
何も考えられなかった。
これ以上のことは、無理無理!無理だよわたし。
「そう言えば、腹減ったな。」
気が付けばもうすっかり夜遅い時間帯。
そういえばだけど、夕飯まだだった。
色んなことが起こりすぎて、あんまり食欲わかないよ…
「…昨日の残り物と、あとなんか作るね。」
冷蔵庫の余りもので申し訳ないけど。
「今から作んの?いいよ、俺がデリバリー頼むから。」
「だめだよ!節約しなきゃ。お金もったいない!」
「……莉子ん家って貧乏なの?」
「失礼な…!至って普通だよ。なるべく親のお金はあんまり使いすぎないようにしてるの。私まだバイトもしてないし…」
忘れてたけど、青葉くん家はお金持ちだったんだ。
デリバリーって高いし、もったいないもん。
「今日は俺が頼むから。ほら、俺の歓迎会的な?」
「……は、はぁ。」
自分の歓迎会って自分で言う人、いないと思うけど。
でもまぁいっか。
青葉くんがそう言ってくれるなら。