甘くて冷たい青葉くん。
って思って、頼むものはお任せにしたんだけど。
「高級すぎない…?」
「別に、普通じゃね?」
目の前に並べられたのは高級お寿司。
2人なのに、大皿で頼んだみたい。
青葉くんって普段何食べてるんだろう。
1年の時、こっそりお昼休みに覗いてみたことはあるけど。
いつも美味しそうな手作りお弁当食べてたっけ。
私は、お寿司をパクっと口に運んだ。
「青葉くんは、お母さんがお弁当作ってくれてるの?」
「いや、家政婦。」
……次元が違った。
お金持ちとは聞いてたけど。
そこまでだったなんて、知らなかったよ。
「明日から弁当、莉子に頼んでもいい?」
「…え、いいよ、全然いいけど。」
お口に合うかはわからないけど。
よく考えてみたら、好きな人にお弁当渡すの夢だったんだ。
しかも青葉くんから言ってくれるなんて。
嬉しいよ。
「楽しみにしてる。」
お寿司たべながら、くしゃっと微笑んでるけど、学校の青葉くんとは別人みたい。