甘くて冷たい青葉くん。
まるで私達、付き合ってるみたいで。
「ねぇ青葉くん、私達って付き合ってるの…?」
だって私達一緒に住んで、キスも………。
すると青葉くんの箸が止まった。
机に肘をついて、にこっと口角をあげて。
「いいよ、付き合おっか。」
何て言ってるけど……
そんな言葉が返ってくるなんて思ってもいなくて。
私は驚いて一旦箸をおいた。
「……え、えぇ?」
「ただし、みんなには秘密ね。」
私が思っていた付き合うっていうのは、ちゃんと告白して、ちゃんと好きって言い合って。
今まで誰とも付き合った事のない私は、少女漫画みたいな恋に憧れていたの。
内緒ってことは、青葉くんは私と付き合ってること、周りに言いたくないのかな。
そりゃあそうだよね、あきらかに私と青葉くんじゃ釣り合っていないのはわかってる。