スノードロップ
「え、空き教室?」


「ん、そーそー。話がしたくて」


「へー。で、話って何?」


「…皐くんのこと、どー思ってんのってハナシ」


「え、そりゃ…好き、だけど……」


「そんなの知ってるよ。諦めるの?追いかけるの?」


分かってるくせに。


…ほんと、意地悪。


「諦めたい、とは思ってる」


「へぇ、でも好きだから無理だ、と。」


「…そう」


私を見つめる、全てを見透かすような光の瞳。


ハニーブロンドの瞳に、情けない顔をする私が映っている。


「ふーん、そっか。」


「そっかで済ませるならいちいち呼ばないでよ!じゃあ私行くから!」


そうムキになって扉を開けようとした時―――
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