スノードロップ
モニターに目をやると、電車にご注意くださいの文字。


「咲坂!そろそろ電車来るって」


「お、りょーかい」


ガタンゴトンと音を立てて、やって来たいつもと違う普通列車。


プシューッという音とともに、ホームに立つ人の波が電車に吸い寄せられるように乗り込んでいく。


「乗るよ、橘。足気を付けて」


「ありがとう…咲坂もね」


乗り込んだのは……いいものの。


「きゃ…狭っ……」


「大丈夫?」


「う、うん」


中2にしては小柄な私。


いつもと違う満員電車に、押しつぶされてペーパーになりそうでございます。
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