義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
「私もね、あなたがここからいなくなってしまうと寂しいのよ。可愛い義妹と一緒に遊べなくなってしまうでしょう?私が嫁いだとしても、私はまた今まで通りここに来ればいいんだもの。何も変わらないわ!」
そう言って立ち上がると、シーラの横に座り顔を近づける。
「ハルベルト様と結婚すれば、ここから逃げられると思った?ざーんねん。ずっとここで一人寂しく生きていくの。シーラは私の楽しいおもちゃなんだから、一生逃がしてなんてやらないわよ」
シーラが目を大きく見開いてキリルへ視線を向けると、キリルの意地の悪そうな笑みが見える。その笑みに耐え切れずシーラが目をギュッと瞑ると、キリルはケタケタと楽しそうに声を上げて笑った。
「さて、シーラの絶望した顔も見れたし、私は帰るわね。こんな辛気臭い所にいつまでもいたら私まで辛気臭くなってしまうもの」
そう言って、キリルは立ち上がり、シーラを見下ろしながら微笑むと応接室を出て、屋敷から去っていった。
シーラが茫然として動けずにいると、窓の外から馬車の走る音がする。シーラは突然立ち上がり走り出すと、自分の部屋に来てクローゼットを勢いよく開けた。そして、奥から鳥かごを取り出すと扉を開ける。すると、小鳥は鳥かごから飛び出し、シーラの肩へ止まった。
そう言って立ち上がると、シーラの横に座り顔を近づける。
「ハルベルト様と結婚すれば、ここから逃げられると思った?ざーんねん。ずっとここで一人寂しく生きていくの。シーラは私の楽しいおもちゃなんだから、一生逃がしてなんてやらないわよ」
シーラが目を大きく見開いてキリルへ視線を向けると、キリルの意地の悪そうな笑みが見える。その笑みに耐え切れずシーラが目をギュッと瞑ると、キリルはケタケタと楽しそうに声を上げて笑った。
「さて、シーラの絶望した顔も見れたし、私は帰るわね。こんな辛気臭い所にいつまでもいたら私まで辛気臭くなってしまうもの」
そう言って、キリルは立ち上がり、シーラを見下ろしながら微笑むと応接室を出て、屋敷から去っていった。
シーラが茫然として動けずにいると、窓の外から馬車の走る音がする。シーラは突然立ち上がり走り出すと、自分の部屋に来てクローゼットを勢いよく開けた。そして、奥から鳥かごを取り出すと扉を開ける。すると、小鳥は鳥かごから飛び出し、シーラの肩へ止まった。