一夜の運命。
13時過ぎ。
ぶかぶかのスウェット姿でお洒落なカフェなんて、私くらいしかいないと思う。

目の前には涙が出るほど笑うてっちん。


昨夜の修羅場から今朝までの出来事を話したら、これよ。大爆笑です。

人の不幸を笑うなんて、バチ当たるぞ



「あぁ〜ミア最高。私あんたに出会えて良かったよ」
「そりゃどうも」

涙を拭いて、一口アイスラテを口にするてっちん。

「でも、別れて良かったね」

昨日首を絞められてできたアザが薄く残ってる。
てっちんにアザの上を優しく撫でられて少しくすぐったい。

昨日は首まで隠れるシアーシャツだったから、あの人にはバレてないと思う

でも、流石にスウェットは見えちゃうか…

悲しい表情を浮かべるてっちんに心が苦しくなる。

心配かけたくなかったのに…


「…じゃあ仮装パーティー行くよね?」
「え〜…正直全然ノリ気じゃない」
「元彼いないし、自由だよ!新しい恋して忘れるとか、とりあえずハメ外すとか」
「…ハメ外すか…悪くないかも」
「お!そうと決まれば衣装探しに行こう!」


ノリと勢いで生きる女ことてっちん。
全てがビュンである。




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