一夜の運命。
「…どうすんの?これから」
「とりあえず住む場所探す」
「え?今どこにいんの?」
「てっちんの家で居候」
「ああ…あの子ね」
「うん…でもてっちんには妊娠の事言ってない。元彼の件で居候させてもらってるから、これ以上迷惑かけたくない」



私なんでここまでペラペラ喋ってるんだろう…

まとも素性も、連絡先も知らない人に…

逆に、だから話せるとかかな。
変に深く掘られないから


「じゃあ…俺んち住む?」
「へっ…?」
「嫌じゃなければだけど」



気まずそうに首に手を回して、少々上目使いでこちらの様子を伺うヒロさん。


「でも…ホテル暮らしでしょ?」
「あぁ…あの時は仕事で海外行ったり来たりだったから、まだ住む場所決めてなかっただけ。今はちゃんとある」
「…私妊婦だよ?」
「1人で育てるより、近くでサポートあった方がいいだろ?」
「そうだけど…」



こんな迷惑かけるつもりなかった。
ものすごく申し訳ない…。

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