一夜の運命。

「んっ…ん〜」

目が覚めるとすっかり朝になったリビングのガラス窓から朝日が差し込む。

「おはよう」というヒロの声に
まっすぐ視線を戻すと
ニヤニヤといたずらっ子な笑みを浮かべていた

「…うわっ!!」



なん、え?
嫌だちょっと!!!


私ヒロを抱き枕にして寝てたみたい…
しかもヨダレ垂らしたのか、少し濡れてるように見えるヒロのワイシャツ



また醜態を晒してしまった…。
急いで距離を取ると、部屋に2人以外の気配を感じた。

ソファの後ろでじーっとこちらを見るリュウさん。

「あっ…おはよう、ございます…」


無言で目逸らされた…


この醜態をリュウさんにも見られたんだ…。
恥ずかしい…。

「シャワー浴びてくる」と2階に上がっていったヒロ。
てことは、リュウさんと2人きりに…気まずい。
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