ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜
ドクン、と心臓の奥底で何かが砕け散る音がした。


実験台。


その言葉が、海斗の全身の血を一瞬にして凍りつかせた。


――「あんたのその素材、私が最高に仕上げてあげる!」


あの放課後の強気な言葉も、家庭科室での真剣な眼差しも、すべては生徒会長という学園の頂点に自分の価値を証明するための、都合のいいステップにすぎなかったのか。


< 139 / 258 >

この作品をシェア

pagetop