ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜
「ウチ、やっちゃった! 神崎くんに放課後ずっとアタックし続けてさ、後夜祭のダンスペア、OKもらっちゃったの!!」


「……え?」


夏凜の指先から、カランと音を立ててプラスチックのフォークが滑り落ちた。


視界が白く明滅する。


「ペアって……美玲と、海斗が……?」


「そう! 最初は『俺なんかが美玲さんと踊っても迷惑をかけるだけです』って頑なに断られたんだけどさ。ウチが『迷惑なんかじゃない、神崎くんと踊りたいの!』って食い下がったら、最後は根負けして頷いてくれたんだよね!」


美玲は満面の笑みで夏凜の両手を握りしめた。


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