ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜
「……ねえ、海斗」

「ん?」

「本当に重くない? ウチ、ドレスも着てるし、結構あると思うんだけど……」

「全然。言ったろ、羽毛みたいだって」

海斗は息一つ乱さず、少し照れくさそうに笑った。


「それに……昔を思い出すな。お前が川原の土手で転んで膝擦りむいた時も、こうやって家までおぶって帰った」

「……覚えてたんだ」

「忘れるわけないだろ。あの頃から、お前はずっと俺の特別だった」
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