ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜
海斗は愛おしそうに目を細めると、押し返された手を優しく包み込み、夏凜の前へ膝をついた。

そして、夏凜の額へと、自らの額をごつんと優しく合わせた。

触れ合う額から、海斗の温かい体温がじんわりと伝わってくる。

「分かったよ。お前の夢のファーストキスは……世界で一番完璧な場所で、ちゃんとお預けだな」

笑う海斗の瞳に、夏凜は恥ずかしさで胸を焦がしながらも、甘い幸福感に包まれて小さく頷き返していた。


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