ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜
指先が触れ合い、吸い寄せられるように五本の指が絡み合う。
夏凜の華奢な手をすっぽりと包み込む、骨太で熱い手のひら。
恋人繋ぎになった瞬間、夏凜の心臓がトクンと激しく跳ね上がる。
人前で手を繋ぐことすら、これまでは「キャラじゃない」と強がっていたはずなのに。
海斗の確かな温もりが指先から全身へと染み渡っていくたびに、胸の奥底が甘い幸福感で満たされていくのを止められなかった。
「……目立つよ? 学校中のみんなが見てるし」
「いいよ、別に」
海斗は前を見据えたまま、絡めた指にぐっと力を込めた。
「俺が夏凜の隣にいるのは、誰のおかげでもない。夏凛が俺を信じて、ここまで引っ張り上げてくれたからだ。堂々としてないと、プロデューサー様に怒られるだろ」
ぶっきらぼうな口調の裏に宿る、揺るぎない覚悟と一途な熱量。
その横顔があまりにも頼もしく、眩しくて、夏凜は思わず顔を綻ばせた。
夏凜の華奢な手をすっぽりと包み込む、骨太で熱い手のひら。
恋人繋ぎになった瞬間、夏凜の心臓がトクンと激しく跳ね上がる。
人前で手を繋ぐことすら、これまでは「キャラじゃない」と強がっていたはずなのに。
海斗の確かな温もりが指先から全身へと染み渡っていくたびに、胸の奥底が甘い幸福感で満たされていくのを止められなかった。
「……目立つよ? 学校中のみんなが見てるし」
「いいよ、別に」
海斗は前を見据えたまま、絡めた指にぐっと力を込めた。
「俺が夏凜の隣にいるのは、誰のおかげでもない。夏凛が俺を信じて、ここまで引っ張り上げてくれたからだ。堂々としてないと、プロデューサー様に怒られるだろ」
ぶっきらぼうな口調の裏に宿る、揺るぎない覚悟と一途な熱量。
その横顔があまりにも頼もしく、眩しくて、夏凜は思わず顔を綻ばせた。