ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜
「ウチがアンタをプロデュースするのはね、アンタのためじゃないわ。全部、ウチのプライドのためよ!」


「プライド……?」


「そうよ! ウチの目標は『最高のプロデュースをする』ことなの。そのためには、ウチの手がけた男が学園で一番かっこよくならなきゃ困るのよ。アンタみたいな極上の素材を日陰に埋もれさせておくなんて、プロデュースの天才を名乗るウチの美意識が許さないだけ!ウチのプロデュース理論の正しさを証明するためよ!(違う……違うけど!!)」


あえて突き放すような、高飛車な言葉。


だが、海斗はその言葉を遮ることもなく、静かに受け止めていた。


そして――ふっと、切れ長の目元を緩め、どこか懐かしい柔らかな光を浮かべてみせた。


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