ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜
「嘘でしょ!? なんでこのTシャツの丈感と肩のドロップ位置、アンタの骨格にミリ単位で合ってんのよ! 袖の折り返し幅だって、腕の筋が一番綺麗に見える位置ピッタリじゃない!」
夏凜が思わず身を乗り出して詰め寄ると、海斗はさらに顔を赤らめ、肩から下げていた黒いシンプルなボディバッグのファスナーを開けた。
「……その、これ。夏凜が教えてくれたこと、忘れないようにしようと思って」
海斗の大きな手のひらから差し出されたのは、一冊の使い古されたB5サイズの大学ノートだった。
表紙の端は少し擦り切れ、何度もめくられたような折り目がついている。夏凜が訝しげに眉を寄せながらそれを受け取り、開いた瞬間――夏凜の息が再び喉で止まった。
夏凜が思わず身を乗り出して詰め寄ると、海斗はさらに顔を赤らめ、肩から下げていた黒いシンプルなボディバッグのファスナーを開けた。
「……その、これ。夏凜が教えてくれたこと、忘れないようにしようと思って」
海斗の大きな手のひらから差し出されたのは、一冊の使い古されたB5サイズの大学ノートだった。
表紙の端は少し擦り切れ、何度もめくられたような折り目がついている。夏凜が訝しげに眉を寄せながらそれを受け取り、開いた瞬間――夏凜の息が再び喉で止まった。