15歳、純愛。
6 どうして
「…ん、…」
私は目を覚ました。
……え?
目が覚めると布団の中ではなく、光ちゃんのベッドの上に居て。
「…光ちゃん?」
静けさが漂う、光ちゃんの部屋。
私は慌ててベッドから起き上がって、部屋のドアを開けようとした。
―――ガチャ
「…起きたか、雪乃」
「太陽……光ちゃんは?」
「………」
私の発言に、なにも答えない太陽はなぜだか制服姿で。
……もしかして。
一瞬心臓がドクンと跳ねて、スマホをタップしてみると
「やっぱり……なんで……」
元の世界に戻ってしまっていたことを理解した。
その時にはもう、涙があふれ出して。
「……助けた、のにっ…なんで…っ」
約束したのに
光ちゃん、ずっと私のそばから離れたりしないって
言ってくれたのに
なんで
どうして