15歳、純愛。


体育館の中に入って、自分の指定された席に着いた。


隣には太陽が座っていて。


お母さんたちは後ろの保護者席にいるみたい。


「あんま無理すんなよ」

「なにが?」

「…だから、あんまり無理に笑わなくていいって」


太陽の言葉に、私は少しだけ動揺した。


だって…なにもかもわかり切ってる太陽が、すごいなって…


少しだけ微笑みながら「心配ご無用、いつも通りですけど?」って私は返した。


するとあっという間に入学式も終わって。




< 107 / 133 >

この作品をシェア

pagetop