15歳、純愛。
その後。
私は第一志望の大学に無事合格して。
大学生になった。
教員免許試験に向けて、勉強する日々が続いた。
あれから太陽とは、何の変わりもない幼馴染だけど
少しだけ、なんだか胸がざわつく出来事があった。
いつも通りの大学帰り、家までの道のりで太陽の家に寄ろうとしたとき。
「じゃあまた」
「はい、またあした」
太陽の家の前に、1人の女の子がいた。
敬語だったから、もしかして後輩とか…?
女の影なんて一切なかった太陽なのに。
……なんだか胸がちくりとした。
「ねー今のだれ?」
「あぁ、高校の時の部活のマネージャー」
「…ふーん、もしかして告られたの?」
「まぁ。」
「…まじ?」
なんと、告白されていたとは…
「付き合うの?」
「明日返事聞かせてって言われてるけど…なんだ、どした?」
「へ、へぇ…」
「なに、嫉妬してんの?」
し、嫉妬…?
私が、あの太陽に?
「ないない。地球がなくなってもありえない。」
必死にこれが嫉妬だなんて、絶対にないはずで。
そう思い込もうとした。