15歳、純愛。

「育ちざかりなんです~ご心配なく。」

ちなみに、太陽がこんなに料理が上手いのには理由があって。


「おばさんとおじさん、次いつ帰ってくるの?」

「明後日。年末年始は休み取れたみたいだよ。」


太陽の両親は、単身赴任中。

光ちゃんが20歳になったタイミングで、おじさんにおばさんがついて行くようになったとか。

だから大体この家には、光ちゃんと太陽しかいないんだ。

2人とも家事も完璧にこなす姿に、私は感心してしまう。



ご飯を食べ終えて、だらだらと年末年始のドラマ特集でも見ていたら時刻はあっという間に22時を回っていた。


「…光ちゃん、遅くない?バイト何時までだっけ。」


なかなか帰ってこない光ちゃんに少しだけ不安になった。

だっていつもなら21時半には家にいるはずだもん。


「コンビニかなんか寄り道してんじゃね?」


太陽のひとことに、自然と不安は消え去った。

「そうだよね。」

もしかしたら、明日から休みだから、お菓子とかジュースとか、買いに行ってるのかもしれなしよね。

そんなこと思いながら光ちゃんの帰りをまっていたけれど。

何度もスマホの時刻を確認したけれど。




―――光ちゃんは帰ってこなかった。





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