15歳、純愛。
光ちゃんの家のリビングに戻った私は、ソファにだらんと横になった。
少しだけ横になってスマホをいじっていたら、いつのまにか寝てしまったようだ。
「…ん、今何時…」
起きてスマホをタップすると20時を回っていた。
光ちゃんがバイトに行ったのは17時。
あれから3時間も寝てしまったなんて。
「お前どんだけ寝てんだよ、夜寝れなくなっても知らねーからな。」
気が付いたらダイニングテーブルで夕飯を食べてる太陽がいた。
寝すぎて少し頭がぽわーんとしている中、太陽が食べているカルボナーラの匂いに食欲がそそられる。
「私もお腹すいた~ちょっとちょうだい!」
「……向こうにお前の分もあるから、勝手に食えば。」
「え、ほんと?あざ~す!」
キッチンに行くと、2人分のカルボナーラが置いてある。
私と光ちゃんの分だ。
レンジで温めてたカルボナーラのお皿を持って“あちちちち~”とか言いながら、太陽の向かいの椅子に腰かけた。
「ん!おいひっ、太陽天才~」
「よく寝るし、よく食うよな。太るぞ?」
口いっぱいにカルボナーラを含んだ私に、つっけんどうな言葉を放つ太陽。
素直に美味しいって言ってんのに、どうして喜べないのかね、君は。