呉服王子のギャップがメロすぎです!~料理上手な御曹司に胃袋ごと捕まりました~
すでに配膳の終わっているダイニングの椅子に私を下ろすと、柊真さんはこれまで同様テーブルの角を挟んで隣に座る。
「あの……もう痛みもありませんし、自分で食べられますよ」
「治りかけが肝心なんだ」
「でも明日には病院で診てもらえますし」
「それなら余計に大事にしないと。医師のお墨付きをもらうまで油断したらだめだ。万が一完治が延期したら、仕事も休まないといけないよ」
「それは困ります」
これ以上店長や店のみんなに迷惑はかけられない。なにより、これ以上柊真さんの手を煩わせたくない。
「だったら……ね?」
彼が首をかしげながら顔を覗き込んでくる。
彼の顔とテーブルを目で往復する。テーブルの中央に置かれたお皿には、揚げたての天ぷらが盛ってある。見るからに衣がシャキッとしていて、サクッとした食感が食べる前から想像できる。ご飯は筍ご飯、菜の花のお浸しや茶わん蒸しまであり、完璧な和食献立だ。
見ているだけでお腹が大きな音を立てそうで、テーブルの下でそっとお腹を押さえる。
彼が大ぶりのエビ天を箸で掴んだ。
「あの……もう痛みもありませんし、自分で食べられますよ」
「治りかけが肝心なんだ」
「でも明日には病院で診てもらえますし」
「それなら余計に大事にしないと。医師のお墨付きをもらうまで油断したらだめだ。万が一完治が延期したら、仕事も休まないといけないよ」
「それは困ります」
これ以上店長や店のみんなに迷惑はかけられない。なにより、これ以上柊真さんの手を煩わせたくない。
「だったら……ね?」
彼が首をかしげながら顔を覗き込んでくる。
彼の顔とテーブルを目で往復する。テーブルの中央に置かれたお皿には、揚げたての天ぷらが盛ってある。見るからに衣がシャキッとしていて、サクッとした食感が食べる前から想像できる。ご飯は筍ご飯、菜の花のお浸しや茶わん蒸しまであり、完璧な和食献立だ。
見ているだけでお腹が大きな音を立てそうで、テーブルの下でそっとお腹を押さえる。
彼が大ぶりのエビ天を箸で掴んだ。