三十三歳、イケメン男子にご飯を奢るのが趣味になりました。
翌週、コンビニで杏仁豆腐を買った。

写真を送ると、昼頃に真帆さんから返事が来た。焼肉屋で食べなかったからかと聞かれ、そうだと答える。

『じゃあ、今度は最初から頼んでおこうね』

最初に杏仁豆腐が来て、そのあと肉を焼くところを想像した。

『それは最後にして』

映画の話が続いた日に連絡先を交換してからは、そちらで連絡するようになった。

返事が早いときも、翌日になるときもあった。俺も講義のあとに読んだまま忘れて、夜になって続きを送ったことがある。それで何か言われることはなかった。

仕事へ戻ると言われたら、そこで終わる。次に何かあったら、また送ればいい。

それが楽で、写真を撮ったあとに、真帆さんへ送ろうかと思うことが増えた。
< 33 / 90 >

この作品をシェア

pagetop